2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2023 0830

8月いっぱいで辞める予定だった経理の人に、彼女はいないのかと聞かれたので、1年半ほどいませんと答えた。相手はそれに、「いや、それは涸れてるよ~」と言うので、はぁと言いながらヘラヘラしておいた。これ以上自分の話を聞かれてもギクシャクするだろう…

2023 0829

一雨毎に秋が差し込まれていくと言ったのは中原中也で、その言葉を鳥取にいた頃知った。言葉を知ることで眼差しが変わる。使っていない畑で野菜を育てれば、自分を食べさせていくことができ、それは今みたいな生き方を選ばずとも生きながらえることを可能に…

2023 0828

「空のそんな全面的な平等性、完全な公平さ、われわれの生きる時間にも空間にもまるで関わりのない不変、ただし鉱物の不変ではなくつねに運動と変化にみちた恒久に、救われた思いをしたことのない人は少ないだろう。そう書きつつ、ぼく自身は十年前に住んで…

2023 0827

食べる、寝そべる、携帯を触る、本を読むのコマンドを18時まで繰り返して、鶏小屋に向かった。帰ってきて、夕飯と明日の昼食の準備をした。テレビの前に夕飯を運んで電源を点ける。ポツンと一軒家がやっていて、僕はこの番組が好きで、やっていたら見るよう…

2023 0826

木曜日の日記に書いたように、朝から鍼灸院、歯医者、皮膚科の順番に回った。鍼をして貰った後に、背中に垂直に圧を受けると自分の背骨がそれに応じてマットレスに押しつられるように沈んで行った。今日の最初の触診では板に力を加えられている感じがした。…

2023 0825

『若い藝術家の肖像』ジェイムズ・ジョイス 丸谷才一訳

2023 0824

朝起きた時から、今日の夜は早く寝よう。6時間を切るとまずいなと思った。職場に着いてからは明後日の土曜日のことを考えていた。7時には起きて、歯医者と整骨院と皮膚科に行く。あぁ忙しい。皮膚科の帰りに松本大洋のsunnyの続きを買って帰ろう。その前に…

2023 0823

日中はデスクで仕事。一日の大半をパソコンの前で過す。18時から会議があった。僕はまだ参加しなくていいらしく、上司の話では、半年経ってから参加とのことだった。18時になると上司や同じ部署の人はいなくなった。他部署の人目を気にしつつも、身体を退社…

2023 0822

KID FRESINOが新しいPVをYoutubeに上げていた。サムネイルに小松菜奈らしき女性が使われていて、再生するとやっぱり小松菜奈だった。「フレシノもここまで来たんか。」と感慨に耽って、コメント欄にスクロールするとオフになっていた。小松菜奈の登場に驚く…

2023 0821

「それは六組にいた時分、つまりこの学校での最初の学期が終わりかけるころのことだった。敏感な気質は、思いがけなぬきたならしい生活の打撃を受けて、なお疼きつづけていたのだ。魂はダブリンの街の鈍重な印象にかき乱され、弱らされていた。彼は二年間の…

2023 0820

朝、友人からの連絡で予定を一ヶ月間違えていたことを知った。既に洗濯機を回していたし鶏の世話、朝食、身支度もあったから直ぐには出発できず13時前に国立国際美術館に到着した。入館し、エスカレーターで降りた先に「受け付け終了しました」の赤字が見え…

2023 0819

2023 0818

19時過ぎに仕事を終えて、たまたま電車が同じだった母の車に乗って自宅に帰ってきた。父と母はまだ仕事が始まっていない。僕は、昨日から普段通りの生活に戻った。仕事が終わって家に帰ってからの時間が好きだ。この生活にも愛着が湧いてきている。ただ、家…

2023 0817

一週間ぶりの出社だった。ひどく疲れた。何だか熱っぽい。今日は夜更かしせずに寝ることにする。

2023 0816

8時半の予定が1時間遅れて、9時半に和歌山の祖父母に向けて家を出発した。母親の準備待ちがそうさせた。これ自体、最早予定の中に含まれている。父と僕はこれ対して、怒ったり正そうとしたりしない。和歌山には12時前に到着した。玄関に入ってすぐのリビン…

2023 0815

コメダで飲んだ「たっぷりサイズ」のホットコーヒーが災いして朝方まで寝付けなかった。コーヒーだけなら何とかなっただろうけれど、突風が家中を叩いて僕の意識を離さなかった。午前4時前だったか、庭の鶏のことで胸騒ぎがした。小屋まで急いだ。グラ(鶏…

2023 0814

11時から、駅前のかごの屋で父方の親族の集まりがあった。父の弟の子ども達--つまり従兄弟—の風貌が、1年ほど会わないうちに幼児のそれではなくなっていた。妹の方は、身体に骨があることを思わせるようになっていて、兄の方は肉が目立つようになった。腹が…

2023 0813

乗代雄介の『最高の任務』を読み終えた。付箋を貼った文章をここでも書いておきたい。 「私はこの目に映る景色について書くことが好きだ。思弁や回想を長回しするよりずっといい。こういう考えだって、叔母が巧妙に根付かせたものだと思えてならない。彼女は…

2023 0812

桃谷駅から伸びる商店街を散策した。雰囲気のある町だとは思っていた。今日、商店街を歩いて好きな町のひとつになった。歩いている自分にいっぱい飛び込んで来た。久しぶりと自転車を止めて話すおばさん。母親のお腹を手で押して、妹が生まれるんよと言われ…

2023 0811

いつもより2,3時間遅く起きた。残りの冷や飯で炒飯を作り、昨日作ったキノコと豆腐の味噌汁で朝食を済ませた。ここまで出来れば最低限クリア。16時を過ぎてやっと外に出た。スギ薬局まで車を走らせ、1400円で抗原検査キットを買った。帰りにメガドンキに入っ…

2023 0810

2023 0809

最近、日記を書く気がしない。毎晩書こうと決めて今年の4月から続けてきたわけだけれど、面倒に思う日も少なくない。今日もそうだ。適当に書くぐらいだったら書きたくないと思いつつも、適当でもいいから何かしら書いておこうとも思いながら毎晩、こうして…

2023 0808

今日の朝、電車で大学時代の友人に会った。「どう忙しい?」と聞かれ、自分が忙しいかどうかピンと来ていなかったから「どうだろ」と一言置いて、相手に何時上がりかを聞いた。彼は「残業しないタイプだから17時半とかにあがってるよ」と言った。それを聞…

2023 0807

・帰ってきてから、呪術廻戦のアニメ最新話を見た。「どちらも思考された可能性に過ぎない。」と登場人物は言った。その後に「どっちを本音にしていくかはこれから決めていくもの」と続けた。 ・ラッパーの唾奇は「現実逃避の先の現実」とリリックを綴る。お…

2023 0806

朝の8時、友人が運転する車に乗り込み潮岬を目指して出発した。僕は、和歌山県出身だけれど、和歌山の南の方のことは知らない。小学校教師の叔母が、一年目に働いた学校が串本だったことを何度か思った。親の漁船で手伝いをしてから登校してくる子どもがいた…

2023 0805

浴衣姿の女性が通り過ぎていくのがデスクから見えた。どこかでお祭りがあるんだろうと思った。帰り、ATMに寄ろうと天王寺で改札を出た。駅と商業施設を結ぶ歩道橋の欄干に、沿うようにして人が層を成していた。その人達の視線は、打ち上がる花火に向けられて…

2023 0804

鳥取に住んでいた時の友人が、自分の過去を回想した文章をpartに分けて書いている。よく整理されているし、すらすらと読めてしまう。彼と喋ったり一緒に過していると感じる彼自身の秩序立てられた何かを感じる。それに比べて僕は何も覚えていないし考えても…

2023 0803

今日の仕事中にメモしたこと。 ①草臥れた革靴を履かないで済むそれだけで嬉しい。 ②要領が悪いと言うよりも不器用と言った方が優しい。

2023 0802

父親が育てたスイカを食べた。台所の流しの前に、友人と並んで無言で貪った鳥取での夏の日を思った。今年になって始めて食べた。(いや、どこかで食べた気もする)。必要な水分が体に染み渡っていく感じがした。父親は、自分の育てたスイカを食べて「5段階評…

2023 0801

家に帰るとAmazonから乗代雄介の『最高の任務』が届いていた。単行本を買った。文庫もコンパクトで何処にでも持って行けるから好きだけれど、装幀や装幀を本自体の色味や質感を知りたいから偶にこうしてハードカバーを買ったりしている。『本は読めないもの…