2023 0815

 コメダで飲んだ「たっぷりサイズ」のホットコーヒーが災いして朝方まで寝付けなかった。コーヒーだけなら何とかなっただろうけれど、突風が家中を叩いて僕の意識を離さなかった。午前4時前だったか、庭の鶏のことで胸騒ぎがした。小屋まで急いだ。グラ(鶏の名前、母親が命名)は、いつものように止まり木にいた。両翼を左右の手で丁重に抱き上げて、玄関に運んだ。チラシを引き、足りない場所にはマスカーを貼って養生をした。止まり木の代わりに箱で高さを出し、そこにグラを乗せた。安心して自室に戻り、もう一度寝た。起きると10時を回っていた。眼鏡のまま、1階に降りた。東京土産のごまたまごを食べ、コーヒーを淹れた。リビングに点いているテレビは、増水した河川と暴風への警戒を呼びかけていた。