2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2023 0928

今の会社で働き出して5ヶ月を過ぎた。意欲は無くても仕事は覚えていくもので、業務の流れや段取りを把握できるようになりつつある。 注意を凝らして何かを聞き取ろうとすることを、多和田葉子が「全身を耳にする。」と書いていた。これは良いと思ってその文…

2023 0927

夕飯に、太刀魚を食べた。父の同僚が釣ってきたものだ。その同僚は、もともと父が高校生だった頃の担任だ。今日は、特に書くことがないと書こうと思ったけれど、ひとつあった。セレクトショップのインスタグラムを見ていて、ニットが欲しくなった。買うなら…

2023 0926

涼しくなってきて過しやすい。昨日から弁当は公園でとっている。蝉は鳴かなくなったし、日中も気温を30℃をてっぺんに落ち着いている。8月の屋外は狂気だった。夏なんてのはクーラーの心地よさを味わうための装置でしか無い。あんな暑さに、ノスタルジーも糞…

2023 0925

2023 0924

18時から友達とメキシコ料理を食べるから心斎橋に向かった。ホームに来た電車に映る自分は、Tシャツにジーパン、スニーカーで、中学生の日曜日みたいな服装だった。家に帰ると、両親がコストコで買ってきたケサディアが冷蔵庫に入っていた。メキシコ料理屋の…

2023 0923

歯も磨かず、風呂にも入らずに寝た。朝起きて、すぐそれに気づいた。洗面所に行き、コンタクトを入れ歯を磨いた。入れ歯を入れたわけではない。コンタクトを入れ、歯を磨いた。句読点は大事。これから朝食を食べるというのに歯を磨いた。今日は調子が良かっ…

2023 0910

母親と新歌舞伎座に演劇を見に行った。「闇に咲く花」の大阪公演は今日が千秋楽だ。母は、松下洸平のファンクラブに入っていて、そこでチケットを購入して僕を誘ってくれた。母は昨日も行っているから今日で2回目になる。会場はほぼ女性で、男性もいたけれ…

2023 0922

経理部に新しく人が入ってきた。朝礼で、全員が簡潔に自己紹介をして1日が始まった。その人は僕の背中側に座っている。それまでスカスカしていた背中側に、急に壁が出来た感覚がした。何度もどこかで嗅いできたというか、鼻孔に情報としてやって来たことの…

2023 0921

最近、フランク・オーシャンばかり聴いている。「聴いてみる」と友達にラインを送って、「聞いてみて」と返されたことがある。「みる」も「見る」と「観る」がある。

2023 0920

職場を16時で早退して梅田に向かう。梅北広場で母と待ち合わせをしていた。母の目的は、『ミステリと言う勿れ』の公開記念イベントに登壇する松下洸平だった。菅田将暉を見られることの方が僕にとってはニュースだった。入場受付で、黄色のサイリウムを貰っ…

2023 0919

昨日、K先生と話していて、この人を信頼して話してもいいなと思った。これまでも、信頼してきたしことある毎に助けてきてもらっていたけれど、どこか自分のなかで噛み合わないところがあった。自分の話をこの人にどこまで受け取ってもらえるか、つまらないと…

2023 0918

家に誰かがいると調子が良い。他律的に動くことが出来る。自分ひとりの家は、果てしなく何処までも怠惰に過してしまう。今日は母がいた。夕方、K先生のもとに遊びに行った。駅前でショートケーキを2個買っていった。K先生の研究室に行くといつもコーヒーを…

2023 0917

那須川天心の密着を見て僕は自分が恥ずかしくなった。まぁいいや。こうやって、日記の補助線としてメモや走り書きをこ残しておくことが大切。ティルマンス。フランク・オーシャン。まっすん。中西飛翔。ジョイス。小室先生。食べて寝てを繰り返している1日が…

2023 0916

早朝、上司に会社を休む連絡をした。顔に発疹が出来ていて、それが夜になると痒みと腫れを伴うようになっていたから病院に行くことにした。多分、疲れだと思う。そういうわけで、午前中は病院だった。飲み薬と軟膏を貰って薬局を出てから、本屋とタワレコに…

2023 0915

この前、友達と遊びに行って、それが楽しかったことを思い出している。

2023 0914

今日の明け方、痒くて目をこすっていた。こすった結果、充血する目はこの目ではなく他の場所にある自分の目で、今こすっている目は赤くならないことになっていた。エクセルで、あるセルに入れた数字が違うセルの数字を動かすみたいに、入力とは違う場所で出…

20230913

「何だか憂鬱だ。プレッシャーというか責任とか時間に挟まれて生きてる。こんな生き方をしていて何になると言うんだ。笑いも無いし、心もない。周りが敵にしか見えない。あぁもうこんな時間。会社に戻らないと。なんだか憂鬱だ。憂鬱の深度に伴って、散財し…

2023 0912

昼食後、いつものようにセブンイレブンで110円のドリップコーヒーを買う。最近は、もっぱらホットばかりを飲んでいる。店を出て会社に戻る。その道中、スーツの男2人組が目に止まった。そのうちの1人が、友人のストーリーで見たことのある顔だった。画面で…

2023 0911

自分のいなかった時間(時代と言い換えてもいい)や場所、その場所にいた人に思いを馳せていたい。本を読むのは、自分とは違う時代に違う場所で生きた人の痕跡をなぞることだと思う。目の前の人から何かを聞こうとするのと、読書という営みは似ている。どち…

2023 0909

1年半ぶりに、その友達に会った。ステーションシネマで集合で、彼女は先に到着していた。僕は、遠くにいる相手が見えてからの道のりが苦手だから、相手を見つけるのと足を止めるのが同時だったから助かった。ウエス・アンダーソンの新作を見た。理解できない…

2023 0908

デスクで昼食をとってから、駅前のセブンイレブンにコーヒーを買いにいく。レジの前に行くと、店員さんが顔を覚えていてくれて、ホットコーヒーのレギュラーサイズで良いか聞いてくれた。おしぼりも付けて出してくれた。休み時間に、コンビニのドリップコー…

2023 0907

この日記でも書いたことのある職場の人で、この人は野球がきっと好きなんだろうと僕が勝手に思っている人(以下Yさん)がいる。今日、Yさんはクワタという名前のお客さんに、「クワタさんのクワタは、桑田真澄の桑田ですか?」と確認を取っていた。前回のYさ…

2023 0906

18時から「ミーティングルーム」と名付けれた部屋で会議だった。他の営業所からも人が集まっていた。男性ばかりで女性はいなかった。取引先の人も参加しており、上司に促されるまま、挨拶と自己紹介をした。長机には灰皿が用意されていて、何人かが当然のよ…

2023 0905

「彼の咽頭は、空高く飛ぶ鷲の叫びを声高らかに叫びたい思いで、風に向かって声するどく自分じしんの解放について叫びたい思いで疼いた。それは魂に対する命の呼びかけであった。義務と絶望の世界の鈍くて粗大な声でも、祭壇での蒼白い奉仕を勧める非人間的…

2023 0904

この日記でも何度か登場している職場の先輩(以後Nさんで統一しようと思う)が、午前中、鼻血を出していた。たぶん、いつものように鼻くそをほじってそうなったんだと思う。最近、身体が無くなっていくような感じがしている。一日中、パソコンに向かいエクセ…

2023 0903

高校2年生の春、O先生と初めて会った。非常勤の体育教師として学校に入り、僕の前には部活の顧問として現れた。新卒だったから22,3歳で、その時の先生の年齢と並んだと思うと、自らの餓鬼臭さを感じずにはいられない。そのO先生が結婚した。今日は、卒業生が…

2023 0902

自分で無い誰かが、自分と似た感情の線を辿っているという事実に触れるだけで、どこか痛みが半減するようなところがある。あまり作品や感情に「共感」という言葉で何かを言った気になりたくないけれど、『パンティストッキングのような空の下』には癒やしが…

2023 0901

今日は仕事用の黒いガラケーを渡された。メールの署名に番号書いてあるでしょ。それがその携帯の番号と言われた。名刺も新調するらしく業者に発注をかける前に、僕の名前がこれで間違いないか上司から確認された。出来て当然だと思われることも増えてく行く…

2023 0831

前から二両目の先頭に乗り込むと、階段近くで降りることが出来る。他の乗客もそうするから車内は人で混む。だから、いつも中央のドアから乗るようにしている。今日は電車を待つ人が少なかったから先頭のドアから乗ることにした。乗車してから、ドア付近にい…