2023 0923

歯も磨かず、風呂にも入らずに寝た。朝起きて、すぐそれに気づいた。洗面所に行き、コンタクトを入れ歯を磨いた。入れ歯を入れたわけではない。コンタクトを入れ、歯を磨いた。句読点は大事。これから朝食を食べるというのに歯を磨いた。今日は調子が良かった。漠然と調子が良かった。母親は10時30分からの予約に間に合わせる為に、10時に家を出る必要があった。出発ギリギリになった理由の長風呂を切り上げていれば、自分の洗濯を干す時間はあっただろう。10時前になって洗濯物を干して欲しい頼んできた。断った。すると逆上した。「逆上」ってどういう意味だ。「かっとなって頭に血がのぼること。興奮のあまり分別を失うこと。」そうか。うん逆上で良い。母は逆上して、「これから困っていても助けてやらない。」という旨を声をひっくり返して言ってきた。分別を失っている。逆上だ。断られて怒るなら頼んでくれるなとは思うが。家族やら恋人になると他人には取らない態度を取ってしまう。取れてしまう。関係性に甘えている。「今まで育ててやっただろう」という貸しを親は子供に持ち出すことができる。少し上の世代にこんなこと言えば、「育ててくれた」親に対してそんな態度はないだろうと驚かれるだろう。親に生き方で感化された試しがない。社会規範を片手にぼくに鑢がけをしてきただけだ。親がそんな仕上がりだから、張り合いがあったとも言える。自分が何を忌み嫌い憎んで愛想を尽かしているか嫌というほど教えて貰ってきた。まぁこんな家庭でも無い頭を使って、自分が試したい事をやっていく。親とは何とかうまくやっていく。今できるのはそれ位しか無い。今日は調子が良かった。よく寝て、7時台にはマットレスから起き上がってからだ。それから、ダラダラして昼過ぎに鶏の世話に行った。朝一番に済ませておいた方が良かっただろうけれど仕方ない。朝一番にやっておきたいことを済ませておくと良いと坂口恭平も言っていた。鶏の世話を終えて洋服の青山に長袖シャツと、革靴を買いに行った。シャツは窮屈で無ければいいし、革靴も靴連れせずに窮屈で無ければいい。今の仕事に興味がないのと同じくらい仕事着にも興味がない。家に帰ると16時で、それからまたテレビのまで夜までダラダラしていた。散漫にテレビを観た。同じ時間携帯を触るよりも疲れない。置き換えだ。マシな地獄。