2023-01-01から1年間の記事一覧

2023 1021

仕事帰りの夜道を、電話しながら歩いた。寺田町から天王寺まで歩き、そこから四天王寺前夕陽ヶ丘まで更に歩いた。帰り道の天王寺駅から離れれば離れるほど、元気が湧いてきた。このまま天満橋まで歩こうとも思ったけれど、帰りの電車賃を考えて辞めにした。…

2023 1020

午前中は、健康診断だった。体重が64キロになっていた。大学生の頃の68キロから、4キロも減っていて驚く。「痩せた?」と言われても、それは歯科矯正で頬が痩けたから、そう見えるだけだと思っていた。相手の言うことを真に受けていなかった。この場合、相手…

2023 1019

退社して、会社近くのドトールで履歴書を書いた。ネットでダウンロードしたフォーマットに、名前・住所・生年月日・学歴・職歴と上から順にセルを埋めていく。Excelの使い方は今の仕事で覚えた。これまで、手書きしか選択肢が無かったので僕にとっては進歩だ…

2023 1019

中上健次の『枯木灘』を読んでいる。和歌山出身の作家で有吉佐和子と中上健次は、年配の人の多くが知っていると思う。『枯木灘』を読んでいると、鳥取で木こりのアルバイトをしていたことを思い出す。文章から立ち上がる景観が、鳥取で経験したものばかりな…

2023 1018

高校の同級生と英語の先生が映った写真が、インスタグラムのストーリーにあがっていた。彼と僕は名字が同じ「冨田」だ。初めて会った時、互いに相手を指さして「とみた?」と言ったのを覚えている。彼にはスラムダンクを借りたままだから、返さないといけな…

2023 1016

溜息と深呼吸の中間を何度もした。そうやって、内側に滞留したものを外に押し出した。昼休憩以外は、特に定まった形の休憩がない。だから、座っていることに飽きてくると、硝子の引き戸を通って外に出る。戸を出て直ぐのところにトイレがある。夏場は入って…

2023 1015

8時前に起床した。家にある菓子を手当たり次第食べた。昼寝をして、17時前に鶏小屋に向かった。菓子のせいで、胸が気持ち悪かった。

2023 1014

朝から皮膚科に行く。水虫の塗り薬を薬局で貰って、帰りにaesopに寄った。これから、乾燥する時期が来るからそれに備えてボディオイルと顔の保湿クリームを買った。夕方、福知山から友人が家まで来てくれた。そのまま、奈良公園に行く。イタリアンを食べた。…

2023 1013

夕飯は、駅前のスパイスカレー屋のテイクアウトになった。母親にご馳走になった。母親がナン食べようとして袋を開けると、少し焦げていて、それが気になるらしく僕の方と交換した。

2023 1012

日中、頭がボーッとしていた。今日は、会議があった。家に帰って、何も作る気が湧かなかったから、冷蔵庫にある母の作り置きを食べた。肉体よりも、脳が疲れていた。休ませてくれと懇願されているようだった。12時前に寝た。よく眠れた。意識が窪みに落っこ…

2023 1011

「辞める」とは伝えたが、最終の決定は宙に浮いたままになっている。明日か明後日には、着地させないといけない。昼間、自宅近くの不動産屋に連絡をして、今週の土曜日に予約をいれた。電話口で、「今ね、ちょうど繁忙期なんですよ。」と言っていた。今日は…

2023 1011

月曜日は早く終わる。勤務時間は変わらないけれど、すぐ日が暮れて気づくと退勤している。今日は、昼前に社長室に呼ばれた。直に会って相手の前にすると、辞める為に踏み固めて来た自分の足元が緩む。応接テーブルを挟んで、向かい合う形で話をした。当たり…

2023 1009

会社を辞める旨を、メールで社長と先輩に送信した。夜、キッチンにいた母親にそのまま伝えると、「死ね」と言われた。「どこに行っても続かない。誰も雇わん。今より酷い待遇の所で働くことになる。」とも言われた。どれも、その通りなのだと思う。そう言わ…

2023 1008

昼食をとってから、昼寝をした。起きると日は落ちていた。和歌山の祖父からの不在着信が入っていたから、折り返しの電話をする。仕事はどうか聞かれた。辞めるつもりだとも言えず、「ボチボチ」「何とか」と答えたような気がする。こういう時、内容なんかど…

2023 1007

今日は仕事だった。平日の車内を満たしていた人達はいない。2人掛けの電車に1人で座って、その横に荷物を置いても気にならない程に人がいなかった。締め切りがあった案件がバラシになって、緊張を欠いたまま午前中は流れるように過ぎていった。正午になって…

2023 1006

上司の運転する車に乗って、営業先に行く。今回の案件を紹介してくれた保険会社の人とと合流して、目的地の建物の中に入る。保険会社の人は、LOEWEの名刺入れを使っていて、肩からサンローランの鞄を下げていた。働いてお金を稼いで買ったんだと当たり前のこ…

2023 1005

先週、洋服の青山で買った靴が足に合わず、中足骨を中心にその周囲が痛む。今週、新しいのを買いに行くことにした。最近、職場で「すみませんやろ。」とよく言われる。何でもかんでも「すみません。」と言って関係を穏便なものに保つ努力をするつもりは毛頭…

2023 1004

心臓を休めようと思う。もうこんな時間だ。風呂に入って寝よう。キツさ、辛さにも色々あって、今僕が週6回味わっているそれは、そのキツさにしか意味のないキツさだから、必要が無いと自転車を漕ぎながら腑に落ちたような感じざした。キツい練習をしたからOK…

2023 1003

「 翌朝散歩に出るとマレーグマはまだ奥の穴の中で毛布をかけて寝ていたが、隣人のツキノワグマは岩の上に出ていた。早速「わたし」という言葉を使ってみることにして、咳払いして関心を引いてから、「わたしがクヌートというものだが」と言うと、ツキノワグ…

2023 1002

電車の乗り換えで、駅構内の階段を登る。前を歩く人のシャツの襟に「M」のシールが貼ったままだった。夜聞いたポッドキャストで、「日記を書くと日常の機微を感受できるようになる。」と言っていたが、そんなことは無い。

2023 1001

2時に寝て9時に起きた。7時間寝ている筈なのに、夜更かしをすると頭が重い。とりあえず、雄2匹を買っている鶏小屋に向かう。鶏の世話と自分の飯の用意さえできれば今日はOKということに決めておいた。小屋のある畑を出て、家に帰ってきてから捕まえてきた…

2023 0930

公園のベンチで昼食をとっていると鳩が近寄ってきた。足に枯れ草がついたまま歩いてきた姿が、間抜けで可愛げがあった。鶏と暮らしはじめてから、鳩が好きになった。逆に雀は嫌いになった。というのも、鶏小屋に侵入してエサを横領しているからだ。土曜日の…

2023 0929

やっぱり丸1日経ってしまうと思い出せないものだ。日中、何かしらを思い、それについて今日の夜に書こうと思っていたことまでは覚えている。けれど、それが思い出せない。思い出した。仕事が煮詰まってくると、直ぐ近くの公園の方まで歩くようにしている。…

2023 0928

今の会社で働き出して5ヶ月を過ぎた。意欲は無くても仕事は覚えていくもので、業務の流れや段取りを把握できるようになりつつある。 注意を凝らして何かを聞き取ろうとすることを、多和田葉子が「全身を耳にする。」と書いていた。これは良いと思ってその文…

2023 0927

夕飯に、太刀魚を食べた。父の同僚が釣ってきたものだ。その同僚は、もともと父が高校生だった頃の担任だ。今日は、特に書くことがないと書こうと思ったけれど、ひとつあった。セレクトショップのインスタグラムを見ていて、ニットが欲しくなった。買うなら…

2023 0926

涼しくなってきて過しやすい。昨日から弁当は公園でとっている。蝉は鳴かなくなったし、日中も気温を30℃をてっぺんに落ち着いている。8月の屋外は狂気だった。夏なんてのはクーラーの心地よさを味わうための装置でしか無い。あんな暑さに、ノスタルジーも糞…

2023 0925

2023 0924

18時から友達とメキシコ料理を食べるから心斎橋に向かった。ホームに来た電車に映る自分は、Tシャツにジーパン、スニーカーで、中学生の日曜日みたいな服装だった。家に帰ると、両親がコストコで買ってきたケサディアが冷蔵庫に入っていた。メキシコ料理屋の…

2023 0923

歯も磨かず、風呂にも入らずに寝た。朝起きて、すぐそれに気づいた。洗面所に行き、コンタクトを入れ歯を磨いた。入れ歯を入れたわけではない。コンタクトを入れ、歯を磨いた。句読点は大事。これから朝食を食べるというのに歯を磨いた。今日は調子が良かっ…

2023 0910

母親と新歌舞伎座に演劇を見に行った。「闇に咲く花」の大阪公演は今日が千秋楽だ。母は、松下洸平のファンクラブに入っていて、そこでチケットを購入して僕を誘ってくれた。母は昨日も行っているから今日で2回目になる。会場はほぼ女性で、男性もいたけれ…