2023 0509

 このところ、体中が痒い。一日中というわけではなく、体温が上がったときや緊張するタイミングに痒みが出る。あと夜も痒くなる。幸い眠ることは出来ている。疲れもあると思う。今日から睡眠時間を少し増やすことにした。「どこまでのことを書くのか」ということに関心がある。きょう、僕が想起したことを洗いざらい書いたとする。エログロナンセンスなこともいっぱい書くことになる。それを読む側が僕自身のことをどう見るかが恐くて書けない。恐いというより、自分のなかに「読んだ人はこう思うであろう」が先にあって、そう思われたくないから書こうと思わない。

  

 もうちょっとで歩き出しそうな赤子と3、4歳の男の子を連れて、母親が公園に来ていた。3人は木陰で過していた。赤子は裸足でハイハイと二足歩行の中間の動きをしていた。あの年齢の子どもが裸足のまま公園に過しているのを始めてみた。しばらくして、母親が僕の座る藤棚のベンチの前を横切って自転車を止めてある方へ歩いていった。上の子は遅れて母親が待つ方へいった。僕は彼女たちがいる反対方向、つまり最初に3人がいた方に向かって会社へ帰る。トミカであろう青色のスポーツカーが3人がいた木陰に置かれたままだった。彼女たちと一瞬の交流を持つことが許されたようで心が躍った。自転車の方に向かった。近づいてから声をかけると怖がらせるかもしれないので、少し距離がある状態で「ごめんなさい」と声をかけた。「これ違いますか」と車を差し出した。母親は、車を包むように両手で丁寧に車を受け取った。明るくありがとうございますと返された。「○○ちゃん、お兄さんが持ってきてくれたで」と子どもに言った。そういう時の子どもは何を思っているのか、こちらに反応を示さない。子どもはそうと知っていたから、身体を会社のある方に向けて歩を進めた。「お子さん何歳ですか」と聞けばよかった。