2023 0524

会社に入ってから始めての、給料をもらった。仕事を教えてもらっただけで、貰ったお金である。親に借りていた分と家に入れる分が消えて7万円が残った。貯金なんて1番格好の悪い行いだと思っていたけれど今日は何度も、どれくらいで100万円を貯めることができるかを皮算用していた。鳥取にいた頃、右足の手術をした。早いほうがいいと思い、思い切って鳥取でやった。想像をはるかに超えるお金がかかり、9万円入っていると思っていた口座には8000円しか入っておらず、打つ手がなくなり親に泣きついた。その分のお金を今日は返した。初任給で両親に何かをやってあげるとかは無く、負債を相殺しただけだった。「鳥取での生活は一段落ついた」と思っていたことが、水虫だとか借りていたお金によって、全否定された。一段落、一区切りなんてされておらず、地続きであることを足の痒みと薄くなった封筒に教えられた。