シン仮面ライダーが大阪ステーションシネマにて上映していることを知った。先日、なんばの東宝に観に行こうと思って調べると、上映スケジュールには記載がなかった。惜しいことをしたと思っていた。連休中に行こうと思う。今日はラカンの入門書を読んだ。入門書だから、初学者にも分かりやすく書かれてはいるはずだけれど、一筋縄にはいかない。思想家が人生の大半をかけて編んできたものを、すぐに理解できる筈が無い。分からなくて、もどかしいのは当たり前だ。時間をかけて良いと思う。ぼくは、言葉の世界から輸入したもので分かった気になりがちだ。本から学び、明晰さを手にすることも大事だけれど、そうした観念では無く全身体的に生きることも大事にしたい。言葉が経験を下支えするし、経験が言葉に厚みを持たせる。どっちも大事。ビビってしまうこともやったらいいけれど、極端にやりすぎて事後処理が面倒くさいことをやってしまいがちだ。事後処理が簡単な範囲で何かをやっていこうと思う。鳥取に急に行ったことも、あまりに極端だった。まぁあれはあれで良かった。他にも、急に鶏を飼いだしたのも見積もりが甘すぎたと言える。雄鳥が早朝に鳴くことを計算に入れていなかった。思いつきで行動をすると、手軽に人生を前に進ませられている心持ちになる。実際、今の自分を形作った経験は思いつきやその場の判断によるものが多い。だから、読書とかは凄くいい。その時のテンションと思いつきで買って読まなくても、積ん読なんて便利な言葉がある。それにインテリアにもなる。あとは、たまに開いて読むのも最高に楽しい。
