給料日だった。昼に先輩がカレーをご馳走してくれた。あんまり美味しくなかった。ナンは潤いが無くバリバリで、ラッシーに関してはヨーグルトを水に溶かしたみたいな味がした。先輩は、その店がお気に入りの店らしい。先輩の給料額を聞いて驚いた。ほぼ毎日、21時近くまで仕事をしてこれだでしか貰っていないのかとショックだった。もっと貰っていいはずだと思った。本当に働き過ぎている。ひどいことだ。夕食は父親と丸亀製麺にいった。駐車場から店の中が見えて、最寄り駅近くのスタバで見たことのある初老の女性がいた。座り方に特徴がある人だから直ぐにその人だと分かった。今日も、靴を脱いで椅子に足をあげ脚を三角にして背中を丸めていた。スタバでよく見る人だと父に行った。そうなんやと笑っていた。僕も父親も「鬼おろし肉ぶっかけ」の大を注文した。
