2023 0427

咀嚼音に気をつけながらデスクで昼食を食べ終えて、昼休みにいつもの公園に行く。青っぽい灰色の建物を曲がると、公園が見えてくる。音色で、それが直ぐに二胡だと分かった。公園で練習している人がいるんだったら、こんなに嬉しいことはないと思ったり、音源をどこかで流しているのかと音の出所を探して建物の上の方を見たりした。公園が見えてきた。公園中央の藤棚に下のベンチで2人が二胡を演奏していた。手前のベンチには、僕のデスクの向かいに座っている先輩がいた。ひとまず、先輩に声をかけた。「なに見てるんですか?」「○○(アニメの名前)」「あ~聞いたことあります。」沈黙 「あれ二胡ですよね」「うん」「声かけてこよかな」二胡を鳴らしている2人の方に歩を進めた。その後、「それ二胡ですよね」と明るく言ったと思う。結局、鳴らし方のレクチャーまでしてくれた。2週間に1度、この場所に集まって練習していること、次は5月11日にここでまた練習をすることを教えくれた。12時55分だった。燦々とした足取りでオフィスに戻った。