2023 0707

仕事帰りに本屋に寄って、サラ・ピンスカーの『いずれすべては海の中に』と川端康成の『たんぽぽ』を買った。2冊とも冒頭の3、4行を読んで、読めそうと思ったから買った。文と呼応して周りの音が聞こえないくらいでないと僕はしんどくなってしまう。読み進めづらい本は、文字を目で追いながら、ずっと周りの音が聞こえてくる。それに、腰が痛む。あとは、「努力している」感じもする。

 夕食は、母が買ってきたRF1のお総菜を食べた。痺れるくらい美味しかった。ただ、自分で料理したものを食べるときに確かに感じるしっくり来るものが、お総菜には無い。今日のお総菜への感動は、お菓子を食べるときの快楽に近い。自炊を徹底することが正義ではないけれど自炊をベースにすることで、外食への感動を新鮮なものに保つことができそうだと思った。