2023 0209

 昼休みに会社近くのいつもの公園。空と建物を分けるような冬の張り詰めた光でなくて、温度がある光が射している。射すというよりも、もっと柔らかい。空は抜けるように広がっていて、西に向かって飛行機雲が伸びている。景色を形作る一つ一つが、互いに溶け合い纏まりがある。ひとつの季節が終わろうとしている。