駅から家まで徒歩で帰ってきた。家に着いてすぐにシャツとスラックスを脱いで、低めの温度のシャワーを浴びた。気持ちがよかった。夏に向けて体の準備をするという面では、歩いて帰るのは、かなりいい。明日の朝は、皮膚科に行く予定だ。昼からは、腰と相談して決めようと思う。先日、久しぶりにback numberの曲を聞いた。「オールドファッション」を聞いた。高校生のころに、気持ちよく聞いていたけれど今回は違和感の方が強かった。違和感の出所は、「不甲斐ない僕」が「完璧な君」との出会いで変わっていくことが出来るんだみたいな世界設定にある。事実、僕は中学高校時代を通して彼らの曲にどっぷり浸かってきた。それに、小６の時に新劇場版のヱヴァンゲリヲン（以下、エヴァ）に出会ってしまったことも大きい。エヴァの主人公の碇シンジは、綾波レイの存在によってヱヴァンゲリヲンに乗ることとなる（父親の碇ゲンドウの存在も関わってくる）。エヴァもbacknumberも主体が、へたれであることが前提にあって、そこに異性が現れることによって物語が駆動していく。でも、僕は実際に小中高大、会社員と生きていて分かったけれど、へたれのままでは異性は疎か同性も蔑まれる。ありのままなんかで良いわけがない。
